1. ホーム
  2. 転職準備
  3. 【製造業からのコンサル転職】採用時の職位はどのあたり?

コンサルファームも事業会社のように職位があります。本記事ではコンサルの職位の簡単な説明と、製造業での経験別に転職時に予想される職位を解説します。

コンサルファームの職位(タイトル)

コンサルファームのタイトルは会社によって異なりますが、ここでは以下のように4段階で説明します。なおアナリストが一番低い職位で、順にコンサルタント、マネージャー、ディレクターと職位が上がっていきます。

  1. アナリスト
  2. コンサルタント
  3. マネージャー
  4. ディレクター

アナリストの役割と想定年収

アナリストはコンサルファームの中で最も経験の低い職位です。通常はコンサルタントやマネージャーの下につき、資料作成や分析・調査の役割を務めます。プロジェクト配属時には最も若手のメンバーとなることが多く、チームの盛り上げ役としても期待されます。なお、コンサルはチームプレイですので、盛り上げ役は大変重要な役回りです。

想定年収は500〜700万円(残業含まず)です。

コンサルタントの役割と想定年収

自分自身の専門領域を持ち、プロジェクト計画の立案、クライアントへのヒアリングを通じた課題把握、解決策の提案など、専門領域でのプロジェクト推進を自走するプレーヤーとして活躍します。コンサルタントとして1-2年経験すると、配下のスタッフとしてアナリストや新人コンサルタントがつき、小さいチームを形成します。コンサルタントはその小さいチームでチームマネジメントを実践し、マネージャー昇格の準備をします。

想定年収は700〜900万円(残業含まず)です。

マネージャーの役割

マネージャーはプロジェクトの責任者として、クライアントとのコミュニケーションや、契約の提案・締結、プロジェクトチームメンバーの召集(社内でのリクルーティング)を行います。また、クライアントのためのプロジェクトだけでなく、コンサルファーム社内の教育や営業活動でも活躍が求められます。

想定年収は1000〜1500万円です。

ディレクターの役割

プロジェクトの最終責任者としての役割や、コンサルファーム社内の役員的な立場でコンサルファーム自体の事業戦略の立案やそれに基づく人材採用、M&Aなど様々な場面で活躍します。専門領域では国内あるいは海外でも第一人者として認められる方も多く、セミナーでの登壇や執筆活動も行います。

想定年収は2000万円〜です。(億をもらっている人もいるらしい・・・)


採用時の職位はどのあたり?

ここまでざっと、コンサルの職位について説明しました。続いて、製造業での経験別に予想される中途採用時の職位を説明します。あくまで参考としてご確認ください。

製造業での経験1年〜8年(30歳未満)、職位:〜主任

製造業での経験がそれほど長くないため、活かせる専門領域も確立されていないと考えます。そのtがめ、アナリストからのスタートが妥当だと思います。博士号取得者、またはシステム部署経験の場合はコンサルタントからのスタートもありえます。

製造業での経験9年〜15年(40歳未満)、職位:係長

コンサルタントからのスタートが妥当です。この辺りでの中途採用がボリュームゾーンだと思います。システム部署経験者の場合は導入したシステムの種類などによりマネージャーからの採用もありえます。

製造業での経験16年〜(45歳未満)、職位:課長以上

採用側が一番困るところだと思います。課長経験者ですので給与を維持するためにはマネージャー以上での採用となりますが、コンサルのマネージャーに見合うスキルを製造業の課長が保有していることは稀のため、コンサルタントで採用して経験を積んでからマネージャーに昇格させたい思いがあります。

採用自体が難しいところですが、採用された場合はマネージャーでの採用だと思います。ただし、かなり苦しむことになると思います。

製造業での経験20年〜(45歳〜)、職位:部長以上

製造業でここまで上り詰めた方に期待するのは、業界とのコネクションです。採用基準は厳しいものとなりますが、採用された場合はディレクターが妥当だと考えます。

まとめ

今回はコンサルの職位概要と、製造業の経験別の採用時の想定職位について説明しました。できるだけ高い職位で入社できると嬉しいですが、コンサルで求められるスキルは製造業とは一致しませんので、低い職位から入って慣れるというのも悪くない選択だと考えます。

コンサルに入ってから求められる能力についてはこちらの記事に記載しています。参考にしてください。


コンサルファームへの転職をお考えでエージェントを利用する場合は、コンサルに特化したエージェントが良いです。コンサル業界の転職案件を多数扱ってきた知見を活かし、業界の動向や特徴的なコンサルの面接対策などのサポートを受けられます。

下のリンクの”アクシスコンサルティング”もその1つです。

現役コンサルタントの転職支援数、No1!【アクシスコンサルティング】

20代のハイクラスに特化した転職サイトなら”VIEW”がおすすめです。

若手ハイクラス向け転職サイト『VIEW』

いずれのエージェントもご利用・相談はすべて無料です。とりあえず登録して、相談してみるとよいでしょう。